仕事中にふと襲ってくる頭痛。多くは一時的なものですが、なかには「これだけでは済まないかも」と不安になるものもあります。本記事では、頭痛の主な種類、仕事中にできるセルフケア、そして「受診を考えたほうがよい」危険なサインを整理します。診断を目的とするものではなく、ご自身の状態を確認し、受診の判断材料にしていただくための情報です。 ■ 頭痛には「種類」がある
代表的なのは、肩や首の緊張からくる「緊張型頭痛」と、ズキズキと脈打つように痛む「片頭痛」です。緊張型頭痛は、同じ姿勢で続けるデスクワークやストレスで悪化しやすく、頭全体を締め付けられるような鈍痛が特徴です。片頭痛は光や音に敏感になり、ひどいときは吐き気を伴うこともあります。どちらも生活習慣や疲れと関係しやすく、まずは「今の痛みがどんな性質か」を観察することが手がかりになります。 ■ 仕事中にできるセルフケア
痛みを感じたら、無理に我慢せず小さな対処を。まずは姿勢を整え、肩まわりのストレッチで緊張をほぐしましょう。こめかみや首すじを指先で軽く圧するだけでも、血流が巡りやすくなります。画面を見続けている場合は、1時間に一度は目を休めて遠くを見るだけでも違います。水分補給も大切で、脱水が頭痛を招くことがあります。カフェインは効く人もいますが、飲みすぎると反動で痛みが強まることもあるため、ほどほどに。 ■ こんな頭痛は要注意
「これまでにない痛み方」「突然かつ激しい痛み」「発熱や意識のぼんやり感を伴う痛み」は、ただの疲れとは言い切れないサインです。片頭痛でも、普段と違う痛み方や、手足のしびれ・ろれつが回らないなどが見られたら、ためらわず受診を。頭痛が頻回になる、鎮痛薬が手放せない、という場合も、一度医療機関で相談してみましょう。 ■ 受診の目安 ・突然の激しい頭痛、これまで経験したことのない痛み方 ・発熱、意識の混濁、手足のしびれ、ろれつが回らない ・頭痛の回数や強さが増えている、鎮痛薬が効きにくい ・頭部の打撲後に始まった頭痛、嘔吐を繰り返す
いずれかに当てはまる場合は、早めに医療機関を受診してください。




